はじめに
初めまして。当サイトを運営する現役の外科専門医Dr.Tと申します。
医学部入学前から外科に興味を持ち、紆余曲折はありましたものの現在は胃や大腸・肝臓・膵臓と行った消化器系の臓器に加えて、様々な手術を行う総合外科医として活躍させて頂いております。
私自身のこれまでのキャリアで得た経験を、当サイトの記事を通じて還元して出来たらと思います。
ここで当サイトの記事は、主に以下の方を対象として想定しております。
- 医療従事者
- 医学生
- 若手医師
- コメディカル等
- 非医療従事者
- 医療従事者を志す方
- 外科疾患に興味ある方全般
もちろん、上記以外の方にも記事を楽しんでいただけるよう努めて行くつもりですが、それぞれの対象者に向けた記事の説明をもう少し具体的にさせて頂きます。
医療従事者向けの記事
2004年に卒業後の研修制度が劇的に変化したことで、ここ15年ほどの間に医師のキャリアパスは以前と比べて自由度が大きく増し、これまであまり一般的でない進路に進めるようになりました。
しかしその反面、キャリアについて自分自身で考え選択しなければならないシーンも増えました。
私自身は臨床医として一線で働いてはいるものの、若干イレギュラーなキャリアを積んでおり、進路選択について色々と調べて行く上で下記のような事項について深く考えるようになりました。
- 医学部卒業後の進路について
- 日本における医師研修システムについて
- 医師の勤務状況についてなど
これらは一部の例ですが、このような事項に対する疑問点や問題点に、私自身の経験に基づいて検証していきます。
今後のキャリアを考えている医学生や若手医師のみならず、共に同じ職場で勤務するコメディカルの方にも医師の実状を理解して頂けるよう記事を作成致します。
非医療従事者向けの記事
近年、多くの雑誌などで医療系の特集が組まれ、医療系ドラマや医療に関する特集番組も頻繁に組まれていることから、医療従事者以外にも医療に興味を持たれる方は増えてきていると考えられます。
その一方で、現在の医療の良いところだけ(ないしは悪いところだけ)がクローズアップされ過ぎてしまい、実際の現場の状況が伝わらないと想定されることが多々あります。
そうした現状から下記のような点について、実際の現場で勤務する外科医の視点で考察していきます。
- 外科的な疾患について
- 医師の勤務形態の実際について
- 外科医から見た医療ドラマについてなど
また医療従事者を志す方には医療現場に興味を持って頂けるよう、より現場の状況が伝わるよう記事を心がけていきます。
おわりに
以上、当サイトについて簡単に紹介させて頂きました。
もちろん医療従事者向けの記事と非医療従事者向けの記事はオーバーラップすることもありますので、専門的な用語などについても比較的平易でわかりやすい説明を心がけたいと思います。
当サイトが医療に興味ある方すべてのお役に立てればと願って止みません。